抗ウイルス成分とは、フリー電子です。フィルムに光が当たるとマイナスの電荷を帯びた電子が生成され、フィルム表面を覆います。ウイルスの表面に存在するたんぱく質はプラスの電荷を帯びている為、フィルム表面に付着するとマイナスの電子とプラスのたんぱく質が反応し、感染の原因となるたんぱく質が変化します。その結果ウイルスは感染力を失い、失活化します。基本的には、光が当たり続けている限りその効果は持続します。
もし、光が当たらない環境下でも、直前までフィルム表面に充分な光が当たっていれば(充電状態)、その後3日間は暗闇の中でも効果が持続されますし、その後再び光が当たり、充電状態になれば、その効果も復帰します。